タイ語が通じる国とは?

タイ語を使用する国

現在、世界に存在している言語の数は6000以上あると言われています。 せっかく外国語を学ぶなら、旅行やビジネスで活用できる言語を習得したいものです。 タイ語は、約6000万人以上の使用者がいると言われている言語です。 東南アジアにあるタイ王国の公用語で、タイに住んでいる人のほとんどがタイ語を使用します。 タイ語とは、タイ国内で使用するタイ語系すべてを指し、ラオス語などタイ国外のタイ系諸民族が話すタイ語系言語を含むこともあります。 タイの隣にラオスという国がありますが、ラオス語とはよく似ており、中国の西南部やミャンマーの北部、インド東部などで話される広い意味でのタイ系の言語の総称をタイ諸語と呼びます。 タイ語を母国語としない華人や少数民族でもタイ、ラオスではタイ語に堪能な人が多いです。

タイと日本とのつながり

タイと日本との関係は密接です。 年間100万人を超える日本人観光客がタイを旅行で訪れ、近年ではタイから日本を訪れる人が年間70万人以上にもぼります。合計すると日本とタイの間で年間で200万人もの人の往来があるということになります。 また、タイは東南アジアの拠点として日系企業の事業展開も活発に行われており、近年ではタイに住む日本人向けの事業展開も活発に行われ、バンコクにいながら多くの日本企業や店舗を見かけることが出来ます。 現在、タイに長期滞在している日本人は5万人を超え、日本に長期滞在しているタイ人もまた、4万2千人以上いると言われています。 そのうち、半分程度が留学生です。 日本を訪れるタイ人観光客は年々増加しており、商業施設ではタイ語の放送が行われるところも増えてきています。そのため、日本国内でもタイ語を耳にすることがあるのではないでしょうか。 このようにみると、タイ語の日本への広がりがわかるでしょう。 現在、日本人にとってタイ語は触れる機会が多いアジア言語のひとつです。 日本語とタイ語は文法や発音が異なるため、難しく感じることもありますが、タイ語の日常会話はそこまで難しいものではありません。 タイ語は外国人からすると、非常に簡単で日本語のほうが難しいといいます。 タイ語は文字の形がわかりにくく、また、日本人にとっては微妙な発音で意味が変わるため難しいと感じるところもありますが、実際に学習を始めてみると「思ったより簡単だ!」と感じて頂けることでしょう。 文字の綴りや発音など、日本人にとって難しいところを一つずつクリアしていけば、タイ語は文法が簡単なため、基本文法を覚えることで比較的簡単にタイ語を習得することができます。