ベトナム語の文法の基本を覚えよう

ベトナム語の文法は簡単?

東南アジア各国の台頭もあり、今後ベトナム語を習得することになる人はどんどん増えていくはずです。
ただし比較的勉強しやすいと言われているベトナム語も、外国語であることに変わりはなく、文法をはじめとした様々なことを学ばなくてはいけません。
この言語はアルファベットが元になっているので、基本的には英語などと似ている文法ですが、それ以上に簡単で学びやすいとされています。
外国語を習得する時というのは、ただ単語等を覚えるだけではダメで、文法も当然学習することになり、単数形や複数形の違いで頭を悩ませることも少なくありません。
ですがベトナム語には単数形や複数形の違いは無くて、この両方ともが同じ単語で表すことができるのです。
ベトナムに行く際に把握しておきたい文法があります。
日本語だと、一般的な話をする際には、まずはじめに主語、次に述語や目的語、その次に動詞、という文章の組み合わせになるでしょう。
「僕はご飯を食べる」を例に説明すると、「僕」が主語になり、「ご飯」が目的語、そして「食べる」が動詞になります。
しかしベトナム語の場合は少し違い、まずはじめに「主語」というのは同じですが、次にやってくるのは「動詞」になります。
そして最終的に「目的語」という形が、ベトナム語の基本の形式になります。
「僕はご飯を食べる」を例にすると、ベトナム語の場合は、「僕は食べるご飯を」という組み合わせになるということです。
一見すると分かりづらくて慣れるまで時間がかかりそうな文法ですが、英語などと同じなのであっという間に慣れて違和感なく話すことができるはずです。

ベトナム語の疑問文や否定文について

ベトナム語にも当然疑問文や否定文という形が存在しています。
これらの形式も日常生活で常に使うので、しっかりと学習して習得しておかなくてはいけません。
まず疑問形の文章ですが、文章の最後に「co」「khong」「chua」のいずれかを持ってくることがルールになります。
ただしケースによっては文末に「ha」を持ってくることもあります。
そして否定系の文章については、「khong」という単語が否定を表してくれます。
日本語の「ない」と同義語ということでしょう。
このようにベトナム語の文法はとても種類が少なくて覚えやすいと言えるでしょう。
これらはあくまで文法の一部分ではありますが、英語や日本語以上に手軽さがあるとされています。